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西権現山

西権現山(稲荷神社)

国道56号のめじろ信号から市道稲荷下三谷線を200m程東に行くと、伊予稲荷神社の一の鳥居が右手に見えます。その横には貴族議員で明治の能書家巌谷修の書が刻まれた、神銘石が建っています。

鳥居をくぐると、参道の坂道がまっすぐ神社へ通じています。参道を登りつめたところに赤鳥居があります。この鳥居は文永10年(1827)に建設されたもので、「両部鳥居」と呼ばれ、稲荷神社特有の朱色で塗られています。 

享和2年(1802)に朝廷から最高の神社である正一位の位が贈られ、その時に朝廷から奉られた大神号額が中殿に掲げられています。

周辺の見どころ

楼門

楼門

赤鳥居をくぐると重厚な楼門があります。この楼門は昭和44年(1969)に付属の棟札とともに県指定文化財(建造物)の指定を受けました。寛永2年(1662)に竣工したもので、和様と唐様の折衷様式の桃山風三間一戸の建て方です。柱は「ちまき」と呼ばれる円柱で、下部はそろばん玉のような形になっていて礎盤を備えています。この楼門には随神が祭られているので、随神門とも呼ばれます。

棟札には大工長左衛門の名がありますが、この人は松山藩道後の伊佐爾波神社(国指定重要文化財)や大洲藩の如法寺禅堂(県指定文化財)を建築する等、名工として広く名前が知られています。

宝物館

宝物館

伊予稲荷神社に伝わる100点にもおよぶ宝物が、収納展示されています。県指定文化財1点、楼門棟札、市指定文化財5点(山姥金時の絵、知行安堵状、錦手大形神酒徳利一対、十錦神酒徳利一対、弓具及び新谷藩旗)、その他文化財として貴重なものが多く展示されています。

藤棚

藤棚

境内に三株のフジの大株があり、二株が紫フジ、一株が白フジです。市指定の天然記念物になっています。樹齢は270年程になるということで、株元は最も大きいもので根廻り1.6mもあります。

正徳年間(1711~1715年)に神主家祖先の盛正が、都のフジを移し植えたと言われています。昔の藤棚は2間(3.6m)に18間(31.4m)もあったことが記録に残っています。 

藤棚の下に門田一貴の句碑があります。神代なる 樹令を今に 藤芽ふく (一貴)

かわらがはな古代窯跡群

かわらがはな古代窯跡群

市場にあり、8世紀前半ころの窯跡だと言われ、昭和43年(1968)に県指定の史跡となりました。

7基のうち現在3基が調査され保存されています。窯の全長は約7m、下部より焚物を燃やす燃焼室、焼く物を置く燃成室、窯口から数m上部に焼道口が開口しています。内部は42度~48度位の傾斜で底部に8~13段の階段があります。古代の登り窯で天井が残っているのは、全国的にも珍しく、主として瓦を焼いたものと思われます。

重弧文軒平瓦・須恵器・土師器などが出土しています。

案内マップ

案内マップ