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掲載日:2012年3月30日

【市指定文化財】ソテツ<天然記念物>

ソテツ科。境内に8株(分株して10株とも見える)あり、1株は雄株(おかぶ)で他はすべて雌株(めかぶ)である。うち山門の両側のものが大株で、特に南側の株は根回り5メートル、高さ5.5メートルと最大である。
これらの株の一部に近年腐食が見られるが、大部分の樹勢は旺盛である。
ソテツは南西諸島、南九州などの亜熱帯や暖地に自生するが、国内各地の社寺や庭園にも植えられている雌雄異株(しゆういしゅ)の常緑樹である。花期は夏で、雌株は頂部に径約25センチメートルの半球状の雌花群を、雄株は長さ40センチメートル以上の太い棍棒状(こんぼうじょう)の雄花群をつける。近縁種は中生代に繁茂し、本種は第三紀に出現したかなり原始的な植物である。

施設情報

住所

三秋 西願寺

【市指定文化財】ソテツ<天然記念物>