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掲載日:2023年1月24日

税の作文

三井汐音さんが伊予市長賞、大野葵さんが松山税務署長賞を受賞

12月19日「税」をテーマにした作文を書いた双海中学校3年三井汐音さんが伊予市長賞、双海中学校3年大野葵さんが松山税務署長賞を受賞しました。
中学生の「税についての作文」は、全国納税貯蓄組合と国税庁が租税教育事業の一環として、全国の中学生を対象に昭和42年から実施しているものです。 

税金はなんのために?

三井汐音

私は、税金が何に使われているか知りませんでした。税金について学び、いかに税金が大切なものか知りました。
私たちが払っている税金の使いみちで一番多いのは、「社会保障」です。「社会保障」とは、国が国民の生活を支えるためにつくられた制度です。その中には、年金や医療費、介護、子育てなどが含まれています。現在の日本の現状は、少子高齢化が進んでおり、総人口の約三割が六五歳以上になっており、そのため、年金や医療費、介護などで使う金額が年々、増えていると予想されます。また、これからの将来、今のままの傾向であれば、社会保障関係費の負担が増大することが予測されます。また、「社会保障」以外にも、「教育や科学技術」など、身近なところで使われています。例えば、私たちが毎日使っている教科書は全て税金で作られ、無償で配布されています。また、学校の机や黒板、ロッカーなども市の税金や国からの補助金などで出来ていたり、学校で食べる給食は、家庭から集める給食費と、税金による補助で成り立っています。
このように、私たちが日頃、いろいろな場面で払う税金は、自分たちの身近な場面で、たくさん使われています。教科書などに税金が使われていることは、なんとなくは知っていましたが、まさか、学校の机やロッカー、給食などに使われているとは思ってなくて、とてもびっくりしました。
しかし、この税金を払うことに疑問を持つ人や、「めんどくさい」、「払うのが嫌だ」という人もいるかもしれません。が、私は税金を払うことに賛成です。もし、今、いろんな人が払っている税金がなくなってしまえば、教科書の有料化や、年金がもらえない、医療費を多額支払わなければならないなど、たくさんの人が不便になったり、苦しい思いをする人が増えたりすると思います。なので、やっぱり、税金は必要なのです。消防士や警察官などの給料は、税金から支払われています。自分たちが中々知らないところや場面で、税金はたくさん使われています。私たちの一番身近な学校でも、たくさんの税金が使われています。しっかりそのことを知り、理解し、感謝したいし、大切に使いたいです。また、自分が大人になったら、今よりたくさんの税金を支払うことになるので、そこはきちんと支払っていきたいと思います。税金の大切さがわかりました。

 

世界と日本の消費税

大野葵

二〇二二年現在の日本の消費税は二〇一九年から変わらず十%である。だがそれよりも前の一九八九年から消費税は導入されている。にも関わらず、なぜ日本の消費税は上がり続けているのか。また世界と比べてみると日本はどうなのか。
まず日本の消費税の使い道としては年金・医療・介護・子育ての支援に主に使われている。これらを社会保障といい、それに使われている税金のことを社会保障費という。日本の消費税が増加している理由に大きく影響をあたえているが社会保障費である。では、なぜ社会保障費が日本の消費税に関わっているのだろうか。考えられる要因としては、日本の少子高齢化である。加速し続けている少子高齢化に対応するために増税を行ったのだ。それでも少子高齢化が止まらない日本では社会保障費は今後も増え続けていくだろう。
では、世界の消費税はどうだろう。やはり、世界にも消費税がある国と消費税がない国がある。では一体、その違いは何だろうか。
まず日本の消費税は世界と比べると高いのか、低いのか。二〇二〇年一月、消費税がある国で一番消費税が低い国は台湾など五%だった。逆に一番高い国はハンガリーの二十七%だ。ランキング上位のほとんどをヨーロッパ諸国がしめていた。消費税が高いと不便と感じる人が多いかもしれない。だが、消費税が高い国にもメリットはある。それは福祉サービスや公共サービスなどの社会保障が充実していることだ。消費税が高い国では、個人がお金を払っているようなことでも、無料、あるいは負担が少なくて済むからだ。他にも医療費が無料、学費が無料、年金の充実などのメリットがある。だから、消費税が高いからといって「生活していけない」というわけではなく、様々なメリットがあり、生活の負担が少なくて済むメリットがあった。
私は今までに消費税が増えたのは、生まれてから一回だけだったが、消費税が増えることには不満だった。でも今回、消費税が上がる理由、消費税が高いことのメリットについて調べたことで、消費税の重要さを知ることができた。また、日本だけでなく世界のことも比較しながら調べることで、より深く知れた。そして、今までは自分の視点からだったが、視点をおきかえることで、消費税は私たちの今後のくらしを楽にさせてくれるものだということも知れた。これからは消費税だけでなく様々な税にふれていく機会が増えると思うが、その税が私たちのくらしをよりよくしてくれるもの、だということを忘れず、これからは感謝の気持ちを持ちたいと思った。

 

お問い合わせ

総務部税務課 

伊予市米湊820番地

電話番号:089-982-1116

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