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掲載日:2024年1月26日
ノロウイルスによる食中毒注意報を発令しました。
食中毒は、以前は夏に集中して起きていましたが、最近では1年を通してみられるようになっています。原因になる食品も、生ものだけでなく、さまざまな保存方法をとる加工品にも食中毒を起こす可能性があります。
県内の医療機関から報告された感染性胃腸炎の患者数が急増していることから令和6年1月26日付けで注意報が発令されま した。
菌をつけない
食中毒を起こす細菌は、魚や肉、野菜などの食材についていることがあります。
この食中毒菌が手指や調理器具などを介して他の食品を汚染し、食中毒の原因となることがあります。
手指や器具類の洗浄・消毒や、食品を区分け保管したり、調理器具を用途に使い分けることなどが必要となります。
菌を増やさない
食品に食中毒菌がついてしまっても、食中毒を起こすまでの菌量まで増えなければ、食中毒にはなりません。
食品についた菌は、時間の経過とともに増えるので、調理は迅速にし、調理後は早く食べることが大切です。
また、細菌は通常、10℃以下では増えにくくなるので、食品を扱うときには室温で長時間放置せず、冷蔵庫に保管する必要があります。
菌をやっつける
一般的に、食中毒を起こす細菌は熱に弱く、食品に細菌がついていても加熱すれば死んでしまいます。加熱はもっとも効果的な殺菌方法ですが、加熱が不十分で食中毒菌が生き残り、食中毒が発生する例が多いので注意が必要です。
また、調理器具は洗浄した後、熱湯や塩素剤などで消毒することが大切です。
9月は依然気温が高く、例年7月・8月に引き続き細菌性食中毒注意報が発令されています。
夏場の暑さで体力を消耗し、抵抗力も弱っていることから、集団食中毒の発生が危惧されます。
食中毒を起こさないようにしましょう。
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