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掲載日:2024年6月19日
伊豫岡八幡神社境内に分布する10基からなる古墳群である。
うち南西部の1基は「月陵(つきのみささぎ)」と呼ばれている。「月陵」とその南西部に接して分布している古墳は、ともに古くから前方後円墳と言われているが、正式な調査が行われていないため断言できない。2基とも主体部は盗掘されている。
このほか、墳丘の一部がかろうじて残るもの3基、半壊のもの3基、ほぼ原形に近いものが3基ある。前方後円墳といわれる古墳の内部主体は不明であるが、他は横穴式石室を内部主体とする円墳である。時期は古墳時代後期であるが、中期古墳も含まれている可能性がある。
古墳が1か所にこれだけまとまっているのは県下でも類例が少なく貴重である。
住所 |
上吾川 伊豫岡八幡神社 |
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【県指定文化財】伊豫岡古墳<史跡>