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掲載日:2012年3月30日
この絵画は、縦153.5センチメートル、横59.5センチメートルの紙本着色であり、大額に表装されている。足柄山(あしがらやま)に住む山姥とその乳にすがる金時(金太郎)が描かれ、腹巻の赤色が鮮やかである。かたわらには鉞(まさかり)があり、母子信仰にもとづく愛情や出世、健康を意味した図柄となっている。
岸駒(がんく)の作と伝えられている。岸駒は、宝暦6年(1756年)に加賀国(石川県)金沢に生まれ、狩野派、沈南蘋(ちんなんびん)や丸山派などを学び、岸派の画風を築いた江戸中・後期の画家で、天保9年(1839年)に没した。
明治16年(1883年)に灘町・平岡嘉蔵(ひらおかかぞう)他6名が当神社に奉納したものである。
住所 |
稲荷本村 伊豫稲荷神祉 |
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【市指定文化財】山姥金時の絵<絵画>