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掲載日:2012年3月30日
この抹茶茶碗は、槇鹿蔵(まきしかぞう)(江山)の楽焼茶碗である。口径12.1センチメートル、器高7センチメートル、高台径4.8センチメートル。明治42年(1909年)3月26日、伊藤博文(いとうひろぶみ)が郡中の彩浜館(さいひんかん)へ来遊した際、旅情をなぐさめるために、同館の庭に窯(かま)を築いて焼いたものである。
茶碗には、伊藤博文の「水 光 山 色 沙 白 松 青 影 裏 之 人 家」の13文字と、伊藤博文の雅号「春畝山人」が揮毫(きごう)されており、歴史的にも貴重な工芸品である。
住所 |
米湊 伊予市立図書館 |
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【市指定文化財】江山焼抹茶茶碗<工芸品>