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掲載日:2012年3月30日
風呂ヶ谷古墳から出土した装飾付き壺である。明治時代末に墳丘を削り平坦にして、水田化した際に、横穴式石室から、他の須恵器(すえき)や金環(きんかん)などと一緒に出土した。
広口壺の肩部に3体の騎馬像と、手綱をもった人物が装飾として付けられており、6世紀の葬送儀礼を表しているといわれている。騎馬像は、5センチメートル前後と小さいが、馬装や人物の服装が克明に表現されている。馬装や服装は騎馬民族と共通するものをもっており、朝鮮半島の影響が認められる。須恵器から見て古墳時代後期とみられる。
住所 |
宮下 |
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【市指定文化財】風呂ヶ谷古墳出土の須恵器<考古資料>