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掲載日:2012年3月30日

【市指定文化財】キリシタン禁制高札<歴史資料>

この高札(こうさつ)は、縦36.5センチメートル、横61センチメートルの木板に白字で書かれた大洲県時代の貴重な文化財である。明治4年(1871年)7月、廃藩置県によって大洲県が成立し、キリシタン禁制の太政官布告を受けて、大洲県が禁制を固く守るよう定めたものである。
慶応4年(1868年)3月14日、明治新政府の五箇条の御誓文が発せられ、その翌日に遵守すべき「五榜(ごぼう)の掲示」が掲げられキリシタン禁制が続けられた。
藩から変わった県が明治政府の直轄統治下に編入され、これに従ったことを示す高札である。
この高札は、もともと灘町広場通りの郡中町役場にあったもので、元郡中町長豊川渉(とよかわわたる)が所持していた。昭和5年(1930年)郡中教会が建設された際に、その家族から当教会に寄贈された。

施設情報

住所

灘町 キリスト教団郡中教会

【市指定文化財】キリシタン禁制高札<歴史資料>