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掲載日:2012年3月30日
宮下の長泉寺(ちょうせんじ)境内にある。基礎から相輪(そうりん)までの高さ237センチメートル。凝灰岩(ぎょうかいがん)で造られており、下記のような銘文が刻まれている。
文永二年乙丑十一月上旬
如法経奉所
富尾寺願主 日運(通)
付近に文永2年(1265年)の紀年銘のある五輪塔2基のほか、五輪の残欠が多数残っている。『伊豫温故録(いよおんころく)』によると、この長泉寺付近に谷上山宝珠寺(たがみさんほうしゅうじ)の末寺が富尾寺(とみおじ)・今岡寺(いまおかじ)・安養寺(あんようじ)・法音寺(ほうおんじ)など7寺あったという。古い時代の石造遺品はこれらのものであろう。
住所 |
宮下南組 長泉寺 |
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【市指定文化財】長泉寺石造層塔<石造美術>