ホーム > 施設・文化・スポーツ > 施設案内 > 文化財 > 【市指定文化財】萬安港旧灯台<建造物>
ここから本文です。
掲載日:2022年3月18日
高さ622.1センチメートル、底辺幅235センチメートル、花崗岩(かこうがん)の石造の旧灯台である。五色浜公園の北端、現在の伊予港(郡中港/萬安港)に面して建っている。明治3年(1870年)10月、萬安港の防波堤の増築にあわせて、それまで木造であった灯台を石造に改築したものである。大正元年(1911年)に現在地へ移築された。
石材には、世話方や寄付者、「町長藤谷豊城」「石工河野為吉郎」の名が記されているほか、この灯台が毎夜灯光を放ってくれるので破船の恐れがないこと、昔は木造であったものを熊野芳雄(くまのよしお)らが石造にしたことなどが刻まれている。
簡素ではあるが、明治初期からの近代建築の雰囲気を感じさせる建造物である。
住所 |
灘町 |
---|
【市指定文化財】萬安港旧灯台<建造物>
関連リンク