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掲載日:2012年3月30日
全長10.8m、内幅2.35メートル、深さ1.0メートルの中型木造船である。材料の木材は、舳(みよし)・船梁(ふなばり)・上摺り(うわずり)等を除いては、宮崎県産の飫肥杉(おびすぎ)で作られている。船の特徴は、舳(みよし)が上棚より長く突き出ていること、櫓(ろ)が左舷に2丁・右舷に3丁(面に2丁・艫(とも)に3丁)立てになっている。
昭和27年(1952年)高岸の漁民13名が、地引き網の網船として、下灘の若松造船所で建造し、昭和40年代までは操業していた。
現存する木造の地引き網船としては貴重である。
住所 |
双海町高岸 双海シーサイド公園 |
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【市指定文化財】和船(地引き網船)<有形>