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掲載日:2012年3月30日
左衛門については多くの伝説が残っている。
広島に生まれ、三秋端(みあきはた)に集落を拓いた。
鉄砲撃ちの名人で、9発の弾丸を撃ち込んで九曜の紋(くようのもん)の形を寸分違わず作ったり、鶴が鳴いて口を開けた時にその舌を撃ち切ったりした。大洲の神南山(かんなんざん)に住むヒヒの退治により殿様の危急を救い、その褒美に端の租税を4分の1にしてもらった。
墓碑には「釈明好秋運墓 俗名佐右衛門 元禄七甲戌歳八月十六日」(1694年)と刻されている。また、端の菩提寺(ぼだいじ)である松前町の善正寺(ぜんしょうじ)には位牌と過去帳が残っており、それには「釈明好穐運善士霊 元禄七甲戌歳八月十六日 俗名佐右衛門」と記されている。
住所 |
三秋端 |
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【市指定文化財】端の左衛門の墓<史跡>