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掲載日:2012年3月30日
クスノキ科。幹周は胸高360センチメートル、樹高25メートル、推定樹齢250年。
この木の元の主幹と思われる部分(60センチメートル×4メートル)が枯死腐朽(こしふきゅう)していて、現在の主幹が巻きこんでいる。
暖地の山林に自生する常緑高木(じょうりょくこうぼく)。成木の樹皮は灰色であるが、点々と丸い小薄片がはがれ落ちて跡が鹿の子(かのこ)模様になる特徴から「鹿子木(かごのき)」の名がある。コガノキ、カゴガシの別名もある。葉裏の細毛はやがて落ちて粉白色になり、表面は緑色である。
雌雄異株(しゆういしゅ)。花期は初秋、果実は1センチメートル以下で翌年夏に赤く熟する。
材は建築、家具、楽器(鼓(つつみ)の胴)などに利用される。
住所 |
中山町出渕小池 |
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【市指定文化財】カゴノキ<天然記念物>