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掲載日:2012年3月30日

【登録有形文化財】福田寺山門<建造物>

山門は切妻造(きりづまづくり)、本瓦葺の四脚門(しきゃくもん)で、総欅(そうけやき)の素木造(すもくぞう)。軸部は親柱が円柱、控柱が角柱、組物は実肘木付三斗(さねひじきつきさんと)、中備が蟇股(かえるまた)、妻飾は虹梁大瓶束(こうりょうたいへいづか)で、軒は二軒繁垂木(にけんしげたるき)である。虹梁や木鼻(きばな)の渦文(かもん)、笈形(おいがた)の波濤文(はとうもん)、持送り彫物など、装飾細部も充実している。
建築年代は、棟札より文政5年(1822年)と判断される。

施設情報

住所

上吾川 福田寺

【登録有形文化財】福田寺山門<建造物>