掲載日:2017年7月20日
風水害から身を守ろう
風水害から身を守るため、次の10の心得を覚えておきましょう。
- 避難の呼びかけに耳を傾ける
危険が迫ったときは、テレビ、ラジオ、防災行政無線、広報車などからの避難の呼びかけに注意しましょう。
- 身を守る格好で避難する
動きやすい服装で、軍手をはめ、ヘルメットをかぶり、長靴より紐で締められる運動靴かトレッキングシューズをはきましょう。レインコートは上下分かれているタイプがよいでしょう。
- 電気・ガス・戸締りを確認する
避難する時は、電気のブレーカーを落とし、ガスの元栓を閉め、床下の通気口などをふさぎ、戸締りを確認しましょう。
- 車で避難しない
車での避難は、歩行者や緊急車両の妨げとなります。また、浸水すると動かなくなるので使用しないでください。
- 地下から素早く地上へ避難する
地下空間へは水が勢いよく流れ込み、水圧でドアが開かなくなる場合があるため、できるだけ早く地上へ避難しましょう。
- 高い場所に避難する
洪水の場合、歩ける深さは男性で約70cm、女性で約50cmまで。それ以上になったら建物の2階以上、または屋根の上で救助を待ちましょう。
- 流れやすいものは屋内に移動する
ポリタンクなど軽いものを屋外に置いておくと、浸水によって流れてしまうため、事前に屋内に移しておきましょう。
- 水面下の安全を確認しながら避難する
浸水した場所を歩くときは、長い棒を杖がわりにして、マンホールや側溝がないか水面下の安全を確認しながら歩きましょう。
- 室内に水が入らないよう対処する
扉の下の隙間から水がやってくるので、土のう、水のう、板などで前面を囲み、タオルで隙間をふさぐとよいでしょう。
- 危険な場所を避け、はん濫水には触らない
切れた電線のそばなど、危険な場所には近寄らないでください。また、はん濫水には汚水が混ざっているため、触らないように気を付けましょう。