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掲載日:2024年12月18日
・定員(7名)に達した場合、ご乗車になることはできません。
・車両の仕様上、車いすでのご乗車はできません。
・道路状況等により、出発/到着時刻が変更される場合があります。
・メンテナンスや視察対応などで、予告なしに運休する場合があります。
・自動運転バスの乗車後、アンケートにご協力ください。
・【LINE公式アカウント(外部サイトへリンク)】に”友だち追加”すると、最新の運行状況やダイヤを確認できます。
伊予市は、BOLDLY株式会社(ボードリー、代表取締役社長兼CEO:佐治友基、以下「BOLDLY」)および伊予市内に本社を置く株式会社植西運送(代表取締役:植西丈晴、以下「植西運送」)などの協力の下、2024年1月31日~2月29日に、伊予市双海地域で自動運転EV「MiCa(ミカ)」(エストニアAuve Tech社製)の実証運行を行います※1(以下「本実証」)。本実証は、国土交通省の「地域公共交通確保維持改善事業費補助金」を活用して実施するもので、伊予市は、2024年度中の「MiCa」の通年運行の実現を目指します。なお、四国地方の公道で「MiCa」が走行するのは、本実証が初めてです※2。
伊予市では、高齢化や慢性的なドライバー不足に伴い、公共交通の維持・確保が課題となっています。伊予市とBOLDLYが2022年度に実施した自動運転バス「ARMA(アルマ)」(仏製)による約1カ月間の実証実験※3では、累計850人超が乗車し、乗車後のアンケート結果では、8割以上の方から移動手段として満足したという回答を得るとともに、今後の導入に対する期待の声をいただきました。本実証では、障害物回避機能など新たな機能を備えた自動運転EV「MiCa」を用いて、運行ルートを拡大し、通年運行に向けた検証を行います。伊予市、BOLDLYおよび植西運送は、本実証を通して、自動運転技術を活用した持続可能な公共交通サービスの構築および移動促進による地域活性化を目指します。なお、伊予市では、ふるさと納税を活用した事業費の確保にも注力しており※4、「MiCa」の通年運行の実現に向けた取組を推進します。
本実証では、2022年度の実証実験の運行ルートより、翠小学校から日尾野までの約1.8kmの区間を延伸することで、より幅広い地域に住む方々が気軽に乗車できるようにします。また、2022年度の実証実験の際に多くの要望があった「鉄道との乗り継ぎ」を円滑にするため、JR伊予上灘駅において鉄道との乗り継ぎを考慮した運行ダイヤを設定する他、通勤や通学に利用できるよう早朝から運行します。また、校区外から鉄道を利用して翠小学校へ通学している児童向けに、通学時間に合わせてJR伊予上灘駅から翠小学校までを直接結ぶ特別便を運行するなど、双海地域の生活に寄り添った公共交通サービスの実現を目指します。
本実証では、地域の運送事業やバスの運行を担う植西運送と、双海地域でタクシー事業を行う同社のグループ会社のどるばハイヤー有限会社が、BOLDLYからのトレーニングを受けて必要な知識とスキルを身に付けた上で、オペレーターや遠隔監視などの「MiCa」の運行業務を実施します。これにより、今後の通年運行を見据えた運行体制の構築を目指します。BOLDLYは、本実証の全体統括に加え、車両の提供や自動走行の設定、BOLDLYが開発・提供する運行管理システム「Dispatcher(ディスパッチャー)」の提供、運行体制の構築などを行います。
※1:本実証では1台の車両を運行します。伊予市は今後、通年運行に向けて2台目の車両を導入予定です。
※2:BOLDLY調べ、2024年1月31日時点。
※3:参考:2022年8月31日付のプレスリリース
「伊予市双海地域で自動運転バスとヘルスケアアプリなどを組み合わせた実証実験を実施」
https://www.softbank.jp/drive/set/data/press/2022/shared/20220830_01.pdf
※4:ふるさと納税の詳細はこちらをご覧ください。
※水・金曜日は、メンテナンスや視察対応などで、予告なしに運休する場合があります。最新の運行状況は、LINE公式アカウント(外部サイトへリンク)を確認してください。
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