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昭和56年に創作された太鼓芸能で、尺八寸丸胴から七寸五分までの10台の太鼓により、伊予市の歴史、哀歓をおりまぜて格調高く、そして勇壮に演奏されます。
農村部に古くから伝わる伝統芸能で、五穀豊穣を祝い、秋の地方祭を中心に演じられます。獅子に扮する二人が呼吸を合わせながら太鼓の拍子に合わせて勇壮に、時にコミカルに踊ります。
農村部に伝わる雨乞いの踊りで、みのかさをつけ、むしろののぼり旗をたて、その上にあらめ(海草)やふろ(豆)をつけて列を組み、雨乞いの歌を歌いながら、かねや太鼓に合わせて踊ります。
14年の歳月を費やし難工事の末、昭和20年に築造された大谷池は、県下最大のため池でこの地方の農業の発展に多大な恩恵を与えました。昭和59年に築造40周年を祝い、農民の感謝と喜び、そして、古来からの竜神信仰を万歳風に表現し創作された踊りです。