ホーム > 施設・文化・スポーツ > 文化 > 文化財 > 所蔵資料・デジタル展示 > え?ふすまの裏に江戸時代の古文書が!?「福田寺本堂襖裏張り文書」
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掲載日:2024年1月29日
上吾川にある福田寺は、江戸時代に大洲藩の殿様に大切にされたお寺です。現在の本堂は、天明元(1781)年に建てられました。
令和4年と5年の夏、愛媛大学ミュージアムの博物館実習で、学生さんや先生方と一緒に、福田寺の本堂に保管
されている襖の裏に貼られた和紙を剥してみました。
すると、宝暦3(1753)年の日付が書かれた紙などが、裏張りとして再利用されているのがわかりました。江戸時代中期の上吾川の歴史を読みとることができる大切な古文書です。
皆様も、古い襖を見つけたら捨てる前に注意して見てください。