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掲載日:2017年11月24日
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高齢者や障がい者など、一定の特別な配慮が必要な人のことを「要配慮者」といいます。要配慮者の中には、避難情報を得にくい人、避難準備が難しい人、徒歩での避難が難しい人、いつもと違う環境になるとパニックになる人、特別な薬や医療・介護器具が必要な人など、避難中や避難先での心身への特別なケアが必要となる方が多く、それらの方は「避難行動要支援者」と呼ばれ、日頃からの備えと併せて、周囲の人たちの思いやりが特に必要です。
避難行動要支援者の避難支援のためには、それぞれの状況に応じた個別計画を作成していただく必要がありますが、事業の正式名称が非常に長いため、多くの皆様により身近に感じていただくために、この個別計画の愛称を「あい・愛プラン」として啓発することにしました。
伊予市では、次の方々を避難行動要支援者と定義しています。(施設や病院へ入所・入院している人は除きます)
伊予市では、法律に基づき、市が保有する個人情報を取りまとめて避難行動要支援者(候補者)の名簿を作成しています。この情報は、平常時に伊予市が本人に対して直接行う啓発活動などに使用し、災害発生による人命や財産の保護のためやむを得ない場合を除き、本人の同意なく外部に提供することはありません。
しかし、避難行動が困難な方々を災害時に支援するためには、避難支援をしてくれる周辺住民(地域支援者)の手がどうしても必要になり、平常時からの準備がかかせません。そのため、避難支援が必要な方から登録申請してもらい、平常時から「助けてほしい」という意思表示とともに必要な情報を提供していただくことで、より確かな避難支援を受けられるようにします。これが避難行動要支援者支援の目的です。登録申請はいつでも受け付けており、市役所、各地域事務所、各支所の窓口で受け付けています。窓口に直接来られない方は、ご家族や、地域支援者となってくれる友人・知人、ケアマネジャー、民生委員、高齢者見守り員、地元の自主防災会役員など、あなたが信頼できる人にお願いしていただければ、代理で提出していただくこともできます。
登録申請書には、最初から全ての情報を記入する必要はありません。1ページ目の基本情報だけでも登録申請することができ、後から少しずつ充実させることができるのが、伊予市独自の方式です。
少しずつ確実に、避難支援の輪が広がっていくことを実感していただけるものとなっています。
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