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掲載日:2020年6月24日
新型コロナウィルス感染症がまん延する状況で災害が発生し、避難所を開設する場合には、感染症対策を十分に行うことが重要となります。
災害時には、断水の可能性もあり、十分に手洗い・うがいができない不安があります。また、避難所という密集した場所での生活により、新型コロナウィルス感染症以外の別の感染症にかかる不安もあります。
これらの不安を解消するために、平常時と災害時に、どのように準備・対応すればいいか、考えてみましょう。
「避難」とは「難」を「避」けることです。「避難する」=「避難所に行く」とは必ずしも限りません。安全な場所に身を置くことが大切です。
可能であれば、自宅で安全を確保したり、安全な親戚・友人宅に避難することで、感染のリスクを減らすことができます。
内閣府の「避難行動判定フロー」とハザードマップなどを見て、自宅周辺で起こりうる災害を確認し、取るべき行動をご家族などで話し合っておきましょう。
ハザードマップポータルサイト(外部サイトへリンク)(出典:国土交通省)
【避難行動判定フロー、知っておくべき5つのポイント】(出典:内閣府・消防庁)
避難するときは、新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐために、非常品持ち出しリストに加えて、次の物を持っていきましょう。
非常品持ち出しリスト・備蓄品リスト(出典:伊予市HP)
「密閉・密集・密接」の「3つの密」を避けることが大切です。
30分に1回換気を行ったり、2メートルほど距離をとって生活したりすることを心がけましょう。
咳エチケットの徹底は、飛沫感染の防止に効果的です。
マスクを着用したり、タオルや手ぬぐいで口を覆ったりなど、咳エチケットを徹底しましょう。
食事の前やトイレに行った後、外出した後は、必ず手洗い・うがいを徹底しましょう。
あわせて、ドアや手すりといった多くの人が触れる物に触れた後も、手洗いや消毒を徹底してください。
毎日体温を測るなど体調の変化を継続的にチェックし、メモしましょう。
発熱や咳、呼吸苦などの症状がある場合には、無理をせず、すみやかに避難所担当者に申し出ましょう。
飛沫感染を防止するため、一人当たりの居住スペースを通常より広くとります。また、避難所が過密になることを防ぐため、他の避難所をご案内する場合がありますが、ご理解とご協力をお願いします。
参考:「新型コロナウィルス避難生活お役立ちサポートブック」(出典:JVOAD避難生活改善に関する専門委員会)(外部サイトへリンク)
5月29日版から引用。適宜改訂されますので、リンク切れのときは、最新の版(http://jvoad.jp/news/(外部サイトへリンク))を参照してください。
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