ここから本文です。
掲載日:2024年12月2日
高齢者新型コロナウイルス感染症予防接種の定期接種を実施いたします。予防接種の義務はありません。自らの意思で接種を希望する人にのみ実施します。また、市からの接種勧奨や、接種を受ける努力義務はありません。
接種を希望される場合は、予防接種の効果と副反応についてご理解の上お受けください。
新型コロナウイルスの感染は、①エアロゾル感染、②飛沫感染、③接触感染が主な感染経路と考えられています。感染して多くの方が2~3日程度、長くとも7日程度で発熱、喉の痛み、頭痛、倦怠感などの症状が出始めます。年齢が上がるごとに重症化するリスクが高まるため、高齢者と基礎疾患のある方は注意が必要です。また、感染から回復した後に持続する症状、新たに出現する症状などの罹患後症状が現れることがあると報告されています。新型コロナウイルスは現在も変異を繰り返しており、すでに感染したことがある方や、以前に新型コロナワクチンを接種した方でも新しい変異株に再感染する可能性があります。
ワクチン接種を受けると、感染した場合の入院や死亡などの重症化を予防する効果が認められたと報告されています。主な副反応は、注射した部位の痛み、疲労、頭痛、筋肉や関節の痛み、寒気、下痢、発熱、リンパ節の腫れなどがあります。こうした症状の大部分は、接種後数日以内に回復しています。稀に起こる重大な副反応として、ショック・アナフィラキシー、心筋炎、心膜炎、ギラン・バレー症候群などがあります。接種後に胸の痛みや動悸、息切れ、むくみ、手足の力が入りにくい、しびれなどの症状が現れたら速やかに医療機関を受診してください。これら以外の症状が副反応として出る可能性があります。接種後に普段と変わったことがあった場合は、医師に相談してください。
対象かどうか不明な場合は、保健センターまでお問い合わせください。
実施期間:令和6年10月1日(火曜日)~令和7年3月31日(月曜日)
回数:期間中1回限り
被保険者証、自己負担金3,000円を持参して実施医療機関で接種してください。(要予約)
※生活保護および中国残留邦人などの支援給付受給世帯は無料(証明書が必要)。
予防接種では健康被害が起こることがあります。極めて稀であるものの、なくすことができないことから、救済制度が設けられています。新型コロナウイルスワクチンの予防接種によって健康被害が生じた場合にも、予防接種法に基づく救済が受けられます。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください