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掲載日:2025年5月14日
帯状疱疹は、過去に水痘にかかった時に体の中に潜伏した水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化することにより、神経支配領域に沿って、典型的には体の左右どちらかに帯状に、時に痛みを伴う水疱が出現する病気です。合併症の一つに皮膚の症状が治った後にも痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」があり、日常生活に支障をきたすこともあります。
実施期間:令和7年4月1日~令和8年3月31日
定期接種の機会は1年間です。接種希望の方は、接種の機会を逃さないようにご注意ください。
注)1.の方には、令和7年5月上旬に予診票等の案内を発送します。
注)2.の方には、予診票等の送付はしないため、保健センターで申請が必要です。
接種希望の方は、伊予市保健センター(089-983-4052)にお問い合わせください。
65歳以上で、上記以外の方は以下の年度(4月1日~3月31日)で接種が予定されています。
【接種対象者(生年月日)】
年齢 | 令和7年度対象者 | 令和8年度対象者 | 令和9年度対象者 | 令和10年度対象者 | 令和11年度対象者 |
65歳 |
S35年4月2日 ~S36年4月1日 |
S36年4月2日 ~S37年4月1日 |
S37年4月2日 ~S38年4月1日 |
S38年4月2日 ~S39年4月1日 |
S39年4月2日 ~S40年4月1日 |
70歳 |
S30年4月2日 ~S31年4月1日 |
S31年4月2日 ~S32年4月1日 |
S32年4月2日 ~S33年4月1日 |
S33年4月2日 ~S34年4月1日 |
S34年4月2日 ~S35年4月1日 |
75歳 |
S25年4月2日 ~S26年4月1日 |
S26年4月2日 ~S27年4月1日 |
S27年4月2日 ~S28年4月1日 |
S28年4月2日 ~S29年4月1日 |
S29年4月2日 ~S30年4月1日 |
80歳 |
S20年4月2日 ~S21年4月1日 |
S21年4月2日 ~S22年4月1日 |
S22年4月2日 ~S23年4月1日 |
S23年4月2日 ~S24年4月1日 |
S24年4月2日 ~S25年4月1日 |
85歳 |
S15年4月2日 ~S16年4月1日 |
S16年4月2日 ~S17年4月1日 |
S17年4月2日 ~S18年4月1日 |
S18年4月2日 ~S19年4月1日 |
S19年4月2日 ~S20年4月1日 |
90歳 |
S10年4月2日 ~S11年4月1日 |
S11年4月2日 ~S12年4月1日 |
S12年4月2日 ~S13年4月1日 |
S13年4月2日 ~S14年4月1日 |
S14年4月2日 ~S15年4月1日 |
95歳 |
S5年4月2日 ~S6年4月1日 |
S6年4月2日 ~S7年4月1日 |
S7年4月2日 ~S8年4月1日 |
S8年4月2日 ~S9年4月1日 |
S9年4月2日 ~S10年4月1日 |
100歳 |
T14年4月2日 ~T15年4月1日 |
T15年4月2日 ~S2年4月1日 |
S2年4月2日 ~S3年4月1日 |
S3年4月2日 ~S4年4月1日 |
S4年4月2日 ~S5年4月1日 |
100歳以上 | T14年4月1日以前 | 対象としない | 対象としない | 対象としない | 対象としない |
ワクチン種別 |
乾燥弱毒生水痘ワクチン 「ビケン」(生ワクチン) |
乾燥組換え帯状疱疹ワクチン 「シングリックス」(組換えワクチン) |
---|---|---|
接種方法 | 皮下注射 | 筋肉内注射 |
接種量(1回あたり) | 0.5ml | 0.5ml |
接種回数 | 1回 | 2か月の間隔をおいて2回 |
発症予防効果 | 約50% | 約90% |
持続性 | 5年程度 | 10年以上 |
・ビケン(生ワクチン)4,500円
・シングリックス(組換えワクチン)16,500円(1回当たりの費用)
ただし、生活保護受給者は、生活保護受給証明書を医療機関の窓口に提出すれば、接種費用は免除されます。
医療機関へ事前に予約の上、接種を受けてください。
Q1.過去に水痘(水ぼうそう)や帯状疱疹にかかったことがあるのですが、定期接種の対象者になりますか?
A1.水痘や帯状疱疹にかかったことのある方でも、帯状疱疹ワクチンの種類にかかわらず、定期接種の対象となります。
Q2.帯状疱疹ワクチン(生ワクチン、組換えワクチン)にはどのような効果がありますか?
A2.生ワクチン、組換えワクチンのいずれも、帯状疱疹やその合併症に対する予防効果が認められています。
帯状疱疹に対する効果 | 生ワクチン | 組換えワクチン |
接種後1年時点 | 6割程度の予防効果 | 9割以上の予防効果 |
接種後5年時点 | 4割程度の予防効果 | 9割程度の予防効果 |
接種後10年時点 | ― | 7割程度の予防効果 |
合併症の一つである、帯状疱疹後神経痛に対するワクチンの効果は、接種後3年時点で、生ワクチンは6割程度、組換えワクチンは9割以上と報告されています。
Q3.2つのワクチンの接種回数や接種方法、接種スケジュールにはどのような違いがありますか?
A3.それぞれ、以下の違いがあります。
皮下に1回接種します。
2か月以上の間隔をあけて2回筋肉内に接種します。
病気や治療により、免疫の機能が低下したまたは低下する可能性がある方等は、医師が早期の接種が必要と判断した場合、接種間隔を1か月まで短縮できます。
Q4.帯状疱疹ワクチン(生ワクチン、組換えワクチン)を接種することにより、どのような副反応の発生が想定されますか?
A4.ワクチンを接種後に以下のような副反応がみられることがあります。頻度は不明ですが、生ワクチンについては、アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎が、組換えワクチンについては、ショック、アナフィラキシーがみられることがあります。
予防接種では健康被害が起こることがあります。極めて稀であるものの、なくすことができないことから、救済制度が設けられています。新型コロナウイルスワクチンの予防接種によって健康被害が生じた場合にも、予防接種法に基づく救済が受けられます。
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