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掲載日:2025年4月28日

高齢者帯状疱疹の予防接種について

帯状疱疹

帯状疱疹は、過去に水痘にかかった時に体の中に潜伏した水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化することにより、神経支配領域に沿って、典型的には体の左右どちらかに帯状に、時に痛みを伴う水疱が出現する病気です。合併症の一つに皮膚の症状が治った後にも痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」があり、日常生活に支障をきたすこともあります。

令和7年度定期接種対象者

  1. 伊予市に住民票のある方で、令和7年4月2日~令和8年4月1日の間に65・70・75・80・85・90・95・100歳になる方及び100歳以上になる方(誕生日前でも接種可能です。)
    ※100歳以上の方は、令和7年度のみ対象となります。
  2. 60歳~64歳で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能低下の重度障がい(身体障害者手帳1級)のある方​

実施期間:令和7年4月1日~令和8年3月31日

定期接種の機会は1年間です。接種希望の方は、接種の機会を逃さないようにご注意ください。

注)1.の方には、令和7年5月上旬に予診票等の案内を発送します。

注)2.の方には、予診票等の送付はしないため、保健センターで申請が必要です。
接種希望の方は、伊予市保健センター(089-983-4052)にお問い合わせください。

ワクチンの種類・接種方法

ワクチン種別

乾燥弱毒生水痘ワクチン

「ビケン」(生ワクチン)

乾燥組換え帯状疱疹ワクチン

「シングリックス」(組換えワクチン)

接種方法 皮下注射 筋肉内注射
接種量(1回あたり) 0.5ml 0.5ml
接種回数 1回 2か月の間隔をおいて2回
発症予防効果 約50% 約90%
持続性 5年程度 10年以上
 

接種費用(自己負担)

・ビケン(生ワクチン)4,500円

・シングリックス(組換えワクチン)16,500円(1回当たりの費用)

ただし、生活保護受給者は、生活保護受給証明書を医療機関の窓口に提出すれば、接種費用は免除されます。​

予防接種の受け方

医療機関へ事前に予約の上、接種を受けてください。

実施医療機関(PDF:231KB)

接種時の持参物

  • 予診票
  • 本人の氏名、住所、生年月日などを確認できるもの(健康保険証、マイナンバーカードなど)
  • 自己負担金
  • 接種日現在で満60歳以上65歳未満の方であって、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障がいのある方は、身体障害者手帳1級又は医師の診断書の写し
  • 料金免除の方は、料金免除に係る証明書類

帯状疱疹ワクチンについて

帯状疱疹ワクチン説明書(PDF:121KB)

帯状疱疹ワクチン(厚生労働省)(外部サイトへリンク)

よくあるご質問

Q1.過去に水痘(水ぼうそう)や帯状疱疹にかかったことがあるのですが、定期接種の対象者になりますか?

A1.水痘や帯状疱疹にかかったことのある方でも、帯状疱疹ワクチンの種類にかかわらず、定期接種の対象となります。

Q2.帯状疱疹ワクチン(生ワクチン、組換えワクチン)にはどのような効果がありますか?

A2.生ワクチン、組換えワクチンのいずれも、帯状疱疹やその合併症に対する予防効果が認められています。

帯状疱疹に対する効果 生ワクチン 組換えワクチン
接種後1年時点 6割程度の予防効果 9割以上の予防効果
接種後5年時点 4割程度の予防効果 9割程度の予防効果
接種後10年時点 7割程度の予防効果

合併症の一つである、帯状疱疹後神経痛に対するワクチンの効果は、接種後3年時点で、生ワクチンは6割程度、組換えワクチンは9割以上と報告されています。

Q3.2つのワクチンの接種回数や接種方法、接種スケジュールにはどのような違いがありますか?

A3.それぞれ、以下の違いがあります。

  • 生ワクチン

皮下に1回接種します。

  • 組換えワクチン

2か月以上の間隔をあけて2回筋肉内に接種します。

病気や治療により、免疫の機能が低下したまたは低下する可能性がある方等は、医師が早期の接種が必要と判断した場合、接種間隔を1か月まで短縮できます。

Q4.帯状疱疹ワクチン(生ワクチン、組換えワクチン)を接種することにより、どのような副反応の発生が想定されますか?

A4.ワクチンを接種後に以下のような副反応がみられることがあります。頻度は不明ですが、生ワクチンについては、アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎が、組換えワクチンについては、ショック、アナフィラキシーがみられることがあります。

予防接種健康被害救済制度について

予防接種では健康被害が起こることがあります。極めて稀であるものの、なくすことができないことから、救済制度が設けられています。新型コロナウイルスワクチンの予防接種によって健康被害が生じた場合にも、予防接種法に基づく救済が受けられます。

お問い合わせ

市民福祉部健康増進課(保健センター) 

伊予市尾崎3番地1(伊予市総合保健福祉センター内)

電話番号:089-983-4052

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