ホーム > 令和4年度試掘調査成果展(尾崎上林遺跡)
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掲載日:2023年8月15日
出土地:尾崎上林遺跡(伊予市尾﨑)
人物を象ったようにみえる遺物は、装飾付須恵器の装飾部分と思われます。
両腕を広げた男性でしょうか?
目・鼻・口も表現されています。
人物を象った装飾付須恵器は、市内では風呂ヶ谷古墳(伊予市宮下)でも出土しています。
赤い破片は古墳時代後期(6世紀)の円筒埴輪の破片です。古墳にたくさん並べて使用しました。
いずれも造成土より出土したため、詳細は不明ですが、尾﨑周辺に存在した古墳に由来すると思われます。
皆様へ
伊予市教育委員会では毎年、市内各地で遺跡の調査を実施しています。
今回は令和4年度の調査成果の一部を紹介します。
貴重な埋蔵文化財を守るため、調査への御理解をお願いします。