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掲載日:2024年6月21日
マダニの活動が活発な時期になりました。例年、この時期から、マダニに咬まれて感染する「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の発生が増加します。
農作業やレジャーなどで野山、畑、草むらなどに入る場合は、十分注意しましょう。飼い犬等に付いているマダニにも注意が必要です!
マダニとは
屋外に生息する比較的大型(吸血前3~8mm、吸血後10~20mm)のダニです。家庭で食品や衣類などにつくダニとは種類が違います。
主な症状
ウイルスを保有するマダニに咬まれて6日~2週間後に、発熱、嘔吐、下痢、腹痛などの症状が現れます。重症化し、死亡することもあります。
予防のポイント
マダニに咬まれないことが重要です。山林、草むらなどマダニが生息する場所に入るときは、肌を出さないよう、長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴、帽子、手袋等を着用しましょう。
飼い犬等がマダニを付けて持ち帰ることがありますので、散歩後はブラッシングし、犬小屋等は常に清潔に保ちましょう。マダニ忌避剤も有効です。
吸血中のマダニに気づいたら、つぶしたり、無理に引き抜いたりせず、病院(皮膚科)で処置してください。熱などの症状が出たら、速やかに病院を受診しましょう。
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