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掲載日:2024年7月31日
がんは、世界中で多くの方が直面する重大な健康問題です。がんは遺伝子が変異を起こすもので、原因が多岐にわたり予防が難しいと言われてきましたが、生活習慣の中にがんを発症させる原因が潜んでいることも明らかになってきました。伊予市でも、がんの早期発見・治療につながるための情報を提供し、市民の皆様の健康を守るための取組を進めていきます。
1.健康的なライフスタイルの推進(一次予防)
バランスの取れた食事、適度な運動、禁煙はがん予防に重要な役割を果たします。
2.定期的な健康診断の受診(二次予防)
定期的な健康診断や検診を受けることで、がんの早期発見が可能になります。早期にがんを発見できれば、治療の選択肢が大きく広がります。
3.ワクチン接種
一部のがんはウイルス感染が原因で発症します。例えば、子宮頸がんはヒトパピローマウイルス(HPV)への感染が大きな原因と言われており、HPVワクチン接種が効果的です。
定期的な検診により、がんの早期段階での発見が可能です。
肺がん、胃がん、大腸がん、子宮頸がん、乳がんなどリスクに応じた検査を受けることが推奨されます。
伊予市では、加入医療保険にかかわらず、一定の年齢要件を満たす方に向け、各種がん検診を実施しています(一部自己負担金があります。)。
市民税非課税世帯の方や後期高齢者医療保険に加入している方などは、自己負担金免除の検診項目があります。
詳しくは、下記リンク先を御覧ください。
●健康診査・各種がん検診等(集団健診)
がん治療には様々な選択肢があります。(手術、放射線治療、化学療法、免疫療法など)
中予圏域のがん相談支援センターでは、がんに関する様々な相談の窓口を設置しています。
詳しくは、下記リンク先から、各医療機関のホームページを御覧ください。
●独立行政法人国立病院機構 四国がんセンター(外部サイトへリンク)
●愛媛県立中央病院(外部サイトへリンク)
●松山赤十字病院(外部サイトへリンク)
●愛媛大学医学部附属病院(外部サイトへリンク)
●松山市民病院(外部サイトへリンク)
●済生会松山病院(外部サイトへリンク)
がん患者御本人や御家族に対する心理的なサポートや支援団体、生活支援など、治療の過程での支援を受けることも重要です。
国や愛媛県、主な専門機関などへのリンクを用いて情報提供を行います。
●厚生労働省がん対策情報(外部サイトへリンク)
●愛媛県のがん対策の取組み(外部サイトへリンク)
●愛媛県がん情報提供ページ(外部サイトへリンク)
●国立研究開発法人国立がん研究センターがん情報サービス(外部サイトへリンク)
独立行政法人国立病院機構四国がんセンターでは「患者・家族総合支援センター暖だん」を設立し、がん患者御本人や御家族、がんの医療介護福祉に携わる方々を支援しています。がん患者御本人や御家族、地域住民、医療・介護・福祉関係者などどなたでも無料で御利用いただけます。
詳しくは、下記リンク先を御覧ください。
●患者・家族総合支援センター暖だん(外部サイトへリンク)
アピアランスケアとは、医学的・整容的・心理社会的支援を用いて、外見(アピアランス)の変化を補完し、外見の変化に起因するがん患者の苦痛を軽減するケアのことです(毛髪、爪、皮膚等の変化への支援)。
“がんやがん治療により外見が変化しても、個人に適した方法で対処することができ、安心して社会生活を送ることができること”を目的としています。
がんの治療と学業・仕事を両立させ、自分らしく心地よく日々を過ごせるよう、外見変化に対するサポートを行うものです。
現在、国立がん研究センター中央病院アピアランス支援センターでは、様々な情報提供を行っています。
●国立がん研究センター中央病院アピアランス支援センター(外部サイトへリンク)
●健康診査・各種がん検診等(集団健診)
●いーよ1日ドック
●胃がん検診(胃内視鏡検診)
●がん検診無料クーポン券(子宮頚がん・乳がん)
●骨髄バンクドナー支援事業について
●子宮頚がん予防ワクチン(HPVワクチン)の予防接種について
●若年がん患者在宅療養支援事業について
●小児・AYA世代のがん患者等の妊孕性温存療法研究促進事業について