ここから本文です。
掲載日:2024年7月2日
伊予市では、昭和50年代の小児B型肝炎の流行をきっかけに、他市町よりも早く肝炎対策に力を入れて取り組んできました。現在は肝炎医療コーディネーターを中心に、受検・受診・受療につなげるための取組を行っています。
持続的に肝炎ウイルス(B型・C型)に感染し、肝臓が炎症を起こしている状態です。日本人の40人に1人が肝炎ウイルスに感染しているとされており、国内最大級の感染症と言われています。
感染していても自覚症状がないことが多く、感染時期も明確でないため、気づかないうちに肝硬変や肝がんへと重症化することが問題となっています。
肝炎ウイルスは血液を介して感染します。自分の体の中に肝炎ウイルスがいるかどうかは、肝炎ウイルス検査(血液検査)をしないと分かりません。
検査は、過去にB型又はC型肝炎ウイルス検査を受けたことがない方を対象に、市の集団健診や中予保健所にて無料で受けることができます。詳細は、各機関窓口までお問合せください。
体の中にウイルスがいる、もしくは過去に感染した可能性がありますので、精密検査をする必要があります。
精密検査や治療の費用については、県の助成の対象になる場合があります。
保健センターには「肝炎医療コーディネーター」という肝炎についての相談ができる職員がいますのでお気軽にお問合せください。
<相談先>愛媛大学医学部附属病院肝疾患診療相談センター
☎089-960-5955(FAX兼用)受付時間:月曜日~金曜日9時~16時(祝日、年末年始を除く)
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください